自衛官のボーナス判定は何段階?査定基準は?

自衛官のお金事情

こんにちは、自衛官妻のサクラです。

[st-kaiwa2]サクラさん、自衛官って階級が一緒だったらみんなボーナスは一緒なの?[/st-kaiwa2] [st-kaiwa1]いいえ、そういうことでもないわ。実はボーナスは5段階に分かれているの。[/st-kaiwa1]

めっちゃ気になるけど、なかなか聞けない自衛官のボーナス事情。

今回は

  • 自衛官のボーナス査定の基準はどのようになっているのか?
  • ボーナスの仕組み
  • ボーナスがいくらもらえるのか?

についてまとめました。

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自衛官のボーナス査定基準は?

自衛官は同じ階級だったら全員が同じボーナスという訳ではないです。

ボーナスの金額は評価によって多少異なります。

 

では、どういった基準でボーナス査定はされているのでしょうか。

 

ボーナスの査定は基本的には指揮官が決めます。

配分数というのがあります。

それぞれの部隊を評価して配分数は増減されます。

例えば、A隊は服務事故が多かったので配分数を減らして、その分B隊が頑張っていたので配分数を増やすという感じです。

 

このように評価することによって、

高評価を受けた部隊はさらに頑張ろうとなり、

また低評価だった部隊は次こそは頑張ろうという気になります!

 

また、部隊の中では人事担当幹部の人陸曹が各隊員がこれまでのSやAの評価を受けているか確認して表を作り、

最先任上級曹長小隊長の意見を参考に修正して、

最終的には隊長が決めます。

ボーナスの判定は5段階ある!

では、一体ボーナス判定は何段階になるんでしょうか?

ボーナス判定は

S評定・A評定・B評定・C評定・D評定5段階となっています。

 

S評定が一番評価が高く、

D評定は大きな処分や違反を受けた人がなります。

 

多くの人がB評定となります。

ボーナスは毎年増額していく!

ボーナスの金額は基本的には毎年増えていきます。

なぜなら、毎年、号棒が増えるからです。

号棒が増えることによって基本給が増えます。

なので、例えば、ボーナスが基本給の4ヶ月分となるとその分ボーナスの額も増えます。

 

ただし、一部例外があります。

自衛官は国家公務員なのでボーナスの額は人事院の勧告によって決まります。

この人事院勧告というのは、国家公務員の給与やボーナスが民間のものとかけ離れないようにするためです。民間のボーナスや給与と比較して俸給制度や諸手当制度の見直しを勧告し、給与の改定を促しています。

なので、場合によっては下がることもあります。

 

また、異例ではありますが、東日本大震災の時は復興財源を確保するために政府が国家公務員の給与を削減することを決めました。

削減率は幹部ほど大きく全体的には平均8%減となっています。

この決定事項は従来の人事院勧告制度と無関係に政府が政治判断で決めたことで波紋を広げました。

 

ボーナスはいくらもらえるの?

では、ボーナスはいくらもらえるのでしょうか。

 

過去の国家公務員のボーナス金額をまとめました。

 

国家公務員のボーナス平均支給額(管理職を除く)

【2017年】
夏→64万2,100円
冬→71万4,000円

【2016年】
夏→63万4,800円
冬→69万8,500円

【2015年】
夏→61万7,800円
冬→約65万8,600円

毎年増えてきていますね(^^)

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