自衛官の生涯年収はどう違う?幹部や大卒や高卒の給料をまとめた!

こんにちは、自衛官妻のサクラです。

[st-kaiwa2]サクラさーん、自衛官のお給料ってやっぱり幹部や大卒とかで異なってくるの？[/st-kaiwa2] [st-kaiwa1]そうね、自衛官は階級で給料が決まるんだけど、それは自衛隊の入り方によって異なるわ！[/st-kaiwa1]

今回は

について詳しくお伝えします！

Contents

自衛官の生涯年収は自衛隊への入り方で決まる！

自衛官というのは防衛省の職員であり、その中でも特別職の国家公務員となります。

特別職の国家公務員というのは、自衛官の他には内閣総理大臣や国会議員や裁判官なども含まれます。

[st-kaiwa2]総理大臣や国会議員と一緒なんて自衛官ってすごいんだね(*ﾟ▽ﾟ*)[/st-kaiwa2]

そんな自衛官の気になるお金事情♪

実は自衛官の給料というのは、どのように入隊したかによって異なります。

では、どのような入隊方法があるのか詳しくみていきましょう。

入隊する自衛官の中で一番多いのが自衛官候補生です。

自衛官候補生というのは任期があり、簡単に言えば契約社員みたいなものです。契約期間中は自衛官として働き、任期が終わると退職していく自衛官も多いです。

自衛官候補生は昇格試験を受けて合格すると終身雇用となる曹階級に上がることも出来ます。が、合格出来なければ退職となります。

また、自衛官候補生は任期満了時には任期満了金をもらうことが出来ます。

一般曹候補生というのはゆくゆくは曹階級になることを前提として訓練を受ける非任期制の隊員です。

が、自衛隊にいたらスライド式で曹階級になる訳ではありません。

一般曹候補生でも昇格試験に合格しなければ曹階級には上がれません。

また、昇格試験に合格出来ないと退職を余儀なくされます。そういった場合は自衛官候補生とは異なり任期満了金は支給されません。

一般幹部候補生は幹部自衛官をなることを前提としています。

入隊後は、自衛官幹部になるための教育や訓練を幹部候補生学校で１年間学びます。

その後は3尉として働き始める形となります。

一般幹部候補生になる募集条件は「22歳以上26歳未満（修士課程就業者等は28歳未満）の者」となっており、学問・性別は関係ありません。

ただし、試験内容は大卒程度の難易度となるため非常に難しいものとなっています。

防衛大学校卒業者も幹部候補生学校へ入校する事が出来、卒業後は幹部自衛官として働くことが出来ます。

では、自衛官の平均年収は一体いくら位なんでしょう。

見てみましょう。

幹部自衛官の階級は３尉からスタートします。入隊後はすぐに最前列の指揮官となり、数人から数十人程度の比較的少ない小規模な部隊を任されます。

そして、定年退職時は２佐か１佐くらいまではいくでしょう。

入隊時の平均年収	約500万円
定年退職時の平均年収	約800万円

高校卒業後、すぐに入隊する場合は自衛官候補か一般曹候補生のいずれかで入隊試験を受けます。２士でスタートし、士長の時に昇格試験を受け合格したら曹階級に上がります。

そして、定年退職時は１曹か曹長くらいまではいくでしょう。

入隊時の平均年収	約２００万円
定年退職時の平均年収	約６５０万円

大卒で入隊した場合は高卒で入隊した時よりも給与は多いのでしょうか。

実は自衛隊は給与は学歴は関係ありません。

なので、高卒でも大卒でも自衛官候補生として入隊した場合はほとんど差がありません。

だから、給与を増やしたい場合は幹部を目指すことをおすすめします！