公務員は給料が安定しているとよく聞きますが、公務員であれど特殊な職業の自衛官も安定しているのか気になる方も多くいるのではないでしょうか。
ましてや自衛官と結婚を考えている方は、今後の生活にも関わってくる内容ですし、知っておきたい事です。
後から知るよりも先に知っておいた方が心構えも変わってきます。
難しい話にはならないと思いますので、ご参考程度にこの記事を読んでください。
ネットで調べても詳しく年収が載っていなかったり、謎な部分が多い自衛官のお財布事情…
今回は元自衛官であり現役自衛官の妻である私が、簡単にですが解説していきたいと思います。
自衛官の階級別の給料の差について
みなさんが気になる項目の1つに、一人一人のお給料の差があるのかという疑問が浮かぶのではないでしょうか。
自衛官は側から見ればみんな同じに見えるかもしれませんが、俸給額はみんな同じ一律ではありません。
階級ごとに変わってきます。
この階級を大まかに分けると、
- 幹部(3尉以上の自衛官)
- 准尉
- 曹
- 士(非任期制)
- 士(任期制)
となります。
またこの階級の中でも年齢、勤務年数により号俸が決まり金額が変わってきます。
この時点で既に給料に差が出ます。
一般企業での社員・役職についている人では金額が違うのをイメージしていただければわかりやすいと思います。
その号俸表に載っている俸給額が基本になります。
そこから各種保険・税が引かれ、手当がついて各自衛官の手元にいくのが給料になります。
防衛省や自衛隊のホームページを見ると号俸表が載っているので詳しく知りたい方・気になる方はご覧になってみてください。
自衛官の手取りはどのくらい??
先ほど号俸のお話をしましたが、表に書いてある金額が全てもらえるわけではなく上記に軽く書いた通り税や各種保険などを差し引きされ手当がついた額が手取りとなります。
国民年金、共済組合健康保険、所得・住民税、防衛省の保険などなど…
人それぞれ入ってる保険の口数が違うので天引きされる額も様々ですが、
曹階級で総支給額が約30万だと手取りは約25~20万くらいになると思います。
毎月この手取りだけだと厳しい感じがしますが、自衛隊には年2回ボーナスが支給されます。
ちなみに筆者も元自衛官なのですが、サラリーマンの父親に「ボーナス〇〇万もらったよ」と報告したら詳しい金額は教えてもらえませんでしたが、自分より子供の方が多く貰ってるのが悔しかったみたいです (笑)
このボーナスも人それぞれですが、一般の人が驚くくらい貰えるので普段の生活で赤字が少し出ても年を通して見るとそこまで痛手にならないと思います。
またボーナスとは別になるのですが、月々払っている自衛隊関連の保険から還付金がもらえる事があります。
これも人それぞれ入ってる口数などに差が出るので、還付金の額も差があります。
我が家は臨時収入と考えて旦那のお小遣いにしたり焼肉に行ったり、子供に何か買ってあげたりと貯金ではなく生活費の足しにしています。
もちろん使い方は各ご家庭それぞれだと思いますのでご参考程度に…
自衛官の手当てについて
引かれるものあれば、プラスになる手当てもあります。
その内容は様々で結婚している人には扶養手当がつきますし、駐屯地から出て営外で暮らしている人には住居手当、自宅から勤務する人へ通勤手当、また家族から離れて単身赴任をしている人は単身赴任手当がつきます。
駐屯地の出入り口を警備する警衛についた際も手当がつき、寒い地域で勤務していると寒冷地手当というものもあります。
それぞれが大きい額ではありませんが、これがあるのとないのとではかなり違います。
ここに書ききれないほど他にも各種手当がありますので詳しく知りたい方は防衛省のホームページに載っていますし、給料明細にもどんな手当ついきどのくらいの金額が支給されているか書いてありますのでご覧になってみてください。
自衛官の階級別の給料のまとめ
注目する点がたくさんありますが以外と中身は一般的なお給料事情です。
ですが公務員といえど自衛官。
仕事の割に合わないと言う声は少なくありません。
特別勤務や緊急時など休みであれど出勤することもあります。
ですがこの仕事をした分しっかり手当が付きますし代休ももらえます。
このしっかり手当などが付く部分は推しポイントですね。
仕事は普通とは少し違いますが、一般的な生活はできます。
何もない限りこの一般的な生活が崩れることはないので安定しているといってもいいのではないでしょうか。
コメント