突然ですが皆さんは自衛官はどのくらいお金をもらっているんだろうと気になったことはありませんか?
ネットにはなかなか具体的な年収が書いていません。
「公務員だからたくさんもらっているのかな?」と想像してる方もいると思います。
調べても難しい単語が出てきてよくわからなかったり、実際身近にいなければ話を聞くなんてこともできませんよね。
そんな自衛官のお金の話を、現在現役バリバリ自衛官の旦那がおり元自衛官今は専業主婦の私が体験談を交えながら掘り下げれるところは掘り下げてお話ししたいと思います!
簡単にですが給料の仕組みから年収の求め方、貯蓄について大きく3つに分けて解説していきます。
特に難しい話はないので気軽な気持ちで読んでみてください♪
自衛隊の給料の仕組み
自衛隊の給料は階級ごと俸給額が違います。
また階級の中でも年齢や勤務年数によりランク(号俸)が決まり金額が変わってきます。
細かい金額が載っている号俸表は防衛省のホームページに載っているので詳しく知りたい方はご覧になってください。
簡単に給料事情をまとめた記事がありますのでそちらもどうぞ↓
さらに月々の給料とは別に夏と冬にボーナスが出ます。
ボーナスは約2ヶ月分の俸給額です。
夏よりも冬の方が少し多いと言われています。
このボーナスに判定がつくことがあります。
判定がつかなかった場合は普通に支給されるのでご安心ください。
判定がつく人は選ばれた数十人で毎回変わります。
選定基準は部隊に貢献した人、勤務成績がいい人、試験などで成績を残した人などなど…
判定が貰えた人は少し割高になってボーナスが支給されます。
私は現役時代一度だけ判定を貰えたのですが思っていた以上に高額になってて目が飛び出そうなほどびっくりしました。
ズバリ!曹階級の年収はどのくらい??
自衛隊内でも一番多い階級3曹で見てみましょう。
まず先ほど説明しました3曹の号俸の中で一番多い総支給額は約31万です。
そこから各種保険などを差し引き、手当をつけた額、手取り金額を26万としましょう。
これに12ヶ月分、さらに年2回あるボーナス分(2ヶ月分×2=4)を掛けます。
26万×16ヶ月分=416万
細かい金額は省いて計算していますが手取り金額での年収が約416万になります。
もっと大きい額が出ると思った方は少し拍子抜けかもしれませんが、これは割とリアルな数字です。
3曹より上の階級になるともう少し大きい額が出ますし、幹部になるとまた違う数字が出ますので気になる方は号俸表を見ながら計算してみてください。
貯蓄はできる??
ここまでお話ししてきて曹階級の年収は意外と一般的な額とわかりました。
次に気になってくる1つが一般的な年収で貯金はできるのか…
毎月大きい額の貯蓄は難しいと思いますが、コツコツと貯めることはできると思います。
共働きのご家庭であればゆとりを持って貯金できるかと。
貯金の1つで、防衛省共済組合に「定額積立貯金」、通称「定積」というのがあります。
簡単に説明しますと、これは毎月の給料と夏と冬のボーナスから自分が決めた金額を積み立てていく貯金です。
給料の総支給額から各種保険と一緒に引かれてますが、貯金なので無くなりません。
満期は三年で完了すれば利子と一緒に普通預金の方に振り替えられます。
昔は途中で下ろすことができなかったのですが、最近満期の前に下ろすことができるようになったみたいです。
でも利子が少し高いので満期まで待った方がお得だと思います…♪
ちなみに任意加入で自衛官全員が定積してるわけではないので確認が必要です。
私の家庭の話になるのですが、旦那が定積をしてるので毎月決まった額を貯金はしてません。
さらに私自身ズボラで日々の生活費を細かく管理するのが性格に合わず、余裕があれば貯金に回すという事にしています。
ボーナスが入った時などは半分貯金、半分贅沢!などざっくりと使い道を決めて生活しています。
あくまでも1つの例なので、倹約家の方は細かく管理するのが得意だと思いますし各家庭にあったそれぞれの貯蓄の方法を見つけてください。
自衛隊の曹階級の年収のまとめ
簡単と言いつつ長々と説明してしまいましたが、詳しい年収が書いていない理由は個人により金額に差があるため“詳しく書けない”というのが1つの理由だと思います。
また今回は曹階級を中心に記事を書いているので幹部の話となるとまた違った内容になってきます。
貯金は辛抱強く長い戦いになりますが家族みんなで支え合って頑張っていきましょう!
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