自衛隊員の彼と晴れて結婚し、次なる楽しみは新婚旅行ですよね!海外で結婚式を挙げて、新婚旅行として滞在したいと考えている方もいらっしゃると思います。新婚旅行先として人気の国を調べている時間は、楽しい想像でいっぱいですよね!
しかしながら自衛官は、海外へ渡航するのに様々な制限があります。社会情勢により、行くことが出来ない国もあります。新婚旅行で海外に行く為にはどんな手続きがあるのか?面倒なのか?解説します。
海外に行くことは出来る?
日本国籍を所有している者として、海外への渡航は許可されています。ただし国家公務員の彼らは、海外に行くにも社会情勢を考慮しなければなりません。自衛官は国家公務員の中でも総理大臣や裁判官らと同じ、特別国家公務員です。
暴動や内部紛争、テロが多発していたり社会情勢が不安定な国や地域へ旅行する場合、特別国家公務員として職場からの許可が下りない事もあります。
営内者は、日本国内で過ごす普段の休日も”どこで何をする予定か”という行動計画を職場に提出しています。営外者であっても、大型連休時には行動計画を提出しています。行き当たりばったりで過ごす事も醍醐味である海外旅行。ですが「ハワイでバカンス」などというアバウトな行動計画は通りません!
海外に行くときは手続きが面倒くさい?
海外に行くときの手続きは、非常に面倒くさいです。私もリゾート地への新婚旅行を希望しておりましたが、あまりのリスクと面倒くささに諦めました…。主人から聞いた、海外に行くときの手続きをご説明しますね。
まずは休暇を申請します。この休暇申請、通ったのかどうかが決まるのが5日前なのです。(勤務地にもよります)災害等が起これば決まっていた休暇も白紙になります。そして事前に行動計画を提出します。前述のとおり旅行先によっては許可が下りない場合もあります。
行動計画の内容ですが、海外へ行く場合は細かくて作成するのが大変なのです。”何時から何時までどこで何をする予定か”を事細かく報告しなければなりません。”どこで”の部分は住所・電話番号等も必要です。行く場所全ての住所と電話番号を調べるのは大変ですよね。
宿泊するホテルの部屋番号まで報告が必要な勤務地もあるようです。主人に「部屋番号は行ってみないとわからないよ」と言うと「自衛隊では、わからないは通用しない」と言われました…。
休めるかどうかもわからないまま予定を事細かに立て、行く場所全ての住所と電話番号を調べる。そして泊まれるかどうかもわからないホテルの部屋を確実におさえてもらい、部屋番号まで報告する。面倒くさすぎて私には無理でした!
手続きを出来る限り簡単にする方法は?
ズバリ、旅行代理店のツアーに申し込むことです!フリープランのものではなく、出来るだけぴっちりと行程が決まっているものを。ツアーであれば、ホテルもすでに旅行代理店が仮押さえしている部屋がある程度決まっていることが多いです。
旅行代理店からもらえる行程表に追記したものを行動計画として提出できるので、友人の自衛官妻もこの方法で海外旅行へ行っていました。
自衛隊の海外への新婚旅行まとめ
自衛官と新婚旅行で海外へ行くとき、手続きは面倒くさいです。出来る限り手続きを簡単にするにはツアーへの参加がおすすめです。そして、海外旅行へ行く際は上官のフォローもお忘れなく!
海外旅行へ行った自衛官妻に聞いたところ、休暇の申請をする時や行動計画を提出する時、旦那様は節目ごとに上官から「いいなー。気楽に海外旅行かー」「最近休めていないから俺も行きたいなぁ~」などの小言攻撃を受け、旅行中お土産をたっぷり購入するという重要なお仕事があったそうです…。
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