こんにちは、自衛官妻のサクラです。
[st-kaiwa2]サクラさーん、もし未来の自衛官の旦那様が単身赴任したら手当って出るのかなぁ?[/st-kaiwa2] [st-kaiwa1]単身赴任となると二重で生活をすることになるし、家計に大きな負担よね。私も気になるわ![/st-kaiwa1]そこで、
- 単身赴任手当をもらうことが出来る条件
- 単身赴任手当はいくらもらうことが出来るのか
調査しました。
Contents
自衛官が単身赴任手当をもらうことが出来る条件とは?
単身赴任手当はただ単に別々に住んでいたらもらえる訳ではありません。
単身赴任手当をもらうには以下の条件を全て満たす必要があります。
- 異動等に伴っての転居
- 異動等に伴ってのやむを得ない事情による別居
- 異動等に伴っての単身を常況
- 異動等に伴っての通勤困難
必ず異動をすることがきっかけでということではないといけません。
詳しく解説していきますね。
自衛官単身赴任手当の条件】異動等に伴っての転居
単身赴任をするきっかけが自衛官の異動による別居だった場合に限ります。
なので、異動前から別居していた場合や、親の介護のために別居して生活にすることになったというのは、別居が自己都合になっているので単身赴任手当は支給されません。
自衛官単身赴任手当の条件】やむを得ない事情による別居
『やむを得ない事情』というのは抽象的で悩む方もいるのではないでしょうか。
『やむを得ない事情』の一例がこのようになっています。
- 父母を介護
- 別居の親族を主として介護
- 学校に在学中の子供がいる
- 学校に入学・転学する子がいる
- 保育所に在所する子がいる
- 特定医療機関で治療中の子供がいる
- 配偶者の就業
- 育児休業から職務に復帰
- 配偶者が特定医療機関で治療
- 配偶者が学校等に在学
- 育児のための休学から復学
- 自宅の管理
- 未完成の自宅(契約済)の管理
つまり、親の介護だったり、
学校などに通っている子どもがいたり、
配偶者が仕事をしていたり、
自分の家があったりということだったら条件を満たしているということですね。
[st-kaiwa1]我が家の場合は両家の両親とも元気で、子供もおらず、私は無職でアパート暮らしなので条件を満たしていませんΣ(゚д゚lll)[/st-kaiwa1]ちなみに、単身赴任手当を支給されてから『やむを得ない事情』がなくなったとしても別居している限りは単身赴任手当は支給され続けます。
ご安心を!
自衛官単身赴任手当の条件】単身を常況
異動をきっかけに常に単身でいるということですね。
自衛官単身赴任手当の条件】通勤困難
異動に伴い通勤が困難になったというのは、
【新しい勤務地】~【単身赴任前に家族と住んでいた住居】の距離が60km以上離れている場合です。
【新しい勤務地~前の勤務地】の距離ではないのでご注意を。
自衛官は単身赴任手当をいくらもらうことが出来るの?
単身赴任手当は基礎額30,000円+加算額(配偶者の住居から現住居までの距離)の合計が支給されます。
加算額の内訳(単位:円)
距離区分 | 月額 |
100-300km未満 | 8,000 |
300-500km未満 | 16,000 |
500-700km未満 | 24,000 |
700-900km未満 | 32,000 |
900-1,100km未満 | 40,000 |
1,100-1,300km未満 | 46,000 |
1,300-1,500km未満 | 58,000 |
2,000-2,500km未満 | 64,000 |
2,500km以上 | 70,000 |
ちなみに個人的な興味で
単身赴任手当MAXの10万円もらうことが出来る2,500kmって一体どのくらい離れているのだろうと調べてみました。
最北端にある北海道の名寄駐屯地を新しい勤務地にしましたら、
【名寄駐屯地(北海道)ー鹿児島県鹿児島市】が2,517kmとなりました。
北海道から鹿児島!けっこうな距離がありますよね。
なので、MAXの10万円もらっている人はかなり少なそうですね。
単身赴任、生活費はどのくらいかかるの?
単身赴任先での生活費は一体どのくらいかかるのでしょう。
まず一般的な単身赴任ですと、
家賃 | 約50,000円 |
光熱費 | 約5,000円 |
食費 | 約30,000円 |
交際費 | 約10,000円 |
消耗品費 | 約10,000円 |
合計 | 約105,000円 |
となります。
もちろん、家賃は地域や会社によってもっと安くなったり、逆に高くなったり、
食費は自炊していたり、外食ばっかりだと金額は変わってきますし、一概にこの金額とは言えません。
では、自衛官はどうでしょう。
単身赴任の自衛官はありがたいことに駐屯地内の寮で生活をすることが出来ます。
寮で生活をすることが出来るというのは
- 家賃
- 光熱費
- 食費(寮内で食べる場合のみ)
これらが全て無料となります。
ただし、問題は交際費ですね!!
寮内で生活するということは常にまわりに誰かがいるので気軽に飲みにいける環境です。
あまり飲みにばかり行ってると交際費がとんでもない額になってしまうので注意してもらいましょう!
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