こんにちは、自衛官妻のヒナです。
[st-kaiwa6]海上自衛官とお付き合いをしていると、多忙な彼氏をそばで支えてあげたいという思いを大多数の彼女が抱くでしょう。[/st-kaiwa6]なので結婚を前提に、まずは同棲をして彼の身の回りのお世話をしたい。
でも自衛官=基地内or艦艇内で生活しているイメージがありませんか?
そうすると、結婚前に自由に基地の外に住居を構えることはできないのかな?など様々な疑問が出てきますよね。
今回はそんな疑問を解決していきたいと思います。
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営内居住は自衛官の義務
さて独身の自衛官といえば基地内や艦艇内で生活しているのは有名です。
これを「営内居住」といいます。
自衛官には「指定場所に居住する義務」があります。
自衛隊法第55条「自衛官は、防衛省令で定めるところに従い、防衛大臣が指定する場所に居住しなければならない」
自衛隊法54条「隊員は、何時でも職務に従事することのできる態勢になければならない」
このように自衛隊法で定められているのです。
災害や有事の際など、いつ何があってもすぐに任務に就ける態勢を取らなければなりません。
なので、自衛官には「指定場所に居住する義務」があるのです。
しかし、いくつかの条件を満たせば「営外居住」が可能になります。
その条件は以下の3つです。
- 家族を扶養または保護する必要があると認められた場合
- 階級が曹長、1曹の場合
- 階級が2曹で30歳以上の場合
1つ目に関しては、難しく書いていますが結婚している場合や親の介護が必要な場合は条件を満たしたことになります。
そして幹部自衛官の場合は、独身であっても営外居住が最初から認められているということです。
海上自衛官との同棲は可能?
前項で述べたように、条件を満たせば可能ではあります。
しかし、幹部を除けば20代だと2士、1士、士長、3曹がほとんどです。
まれに2曹の方もいますが、それでも「30歳以上」でなければ独身では営外に住めません。
ということは、幹部ではない20代では営外で同棲するというのは不可能ということになります。
なので、そんな方たちは条件を満たすために「結婚」を決断することが多いです。
若い自衛官の結婚が早いのはこのためですね。
では、営外居住の条件を結婚すること以外で満たしている時の場合の同棲について少し書いてみようと思います。
同棲をする前は、お互いの居住地が遠い近いは様々です。
居住地が近ければ二人のどちらかに土地勘もあると思うので物件探しも難しくないでしょう。
大変なのは居住地が遠く、どちらにも土地勘がない場合です。
そうなると現地に行ったり、土地勘のある人から情報を得たりなどすることが増えます。
そして、ほとんどの場合が彼女が彼氏のいる地域へ転居するでしょう。
そこで新たに職を探したり、友達を作ったりなど体力的にも精神的にも大変です。
でも、夢の共同生活のためなら自分たちのペースで無理せず頑張れそうですね!
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